【ハンタ】36巻の感想と考察・マフィア編

2018年10月12日HUNTER✕HUNTER

す、すげぇ……

王子14人、護衛、ハンター、旅団だけでも多いのに、更にマフィアまで登場してしまいました。

冨樫:今回のシリーズはシンプルに、ものすごく人数を増やしたらどうなるだろうっていうのを、とにかく極端にやってみた。

岸本:作画が大変っていうか…。

冨樫:「話ですごい人数を出した」っていう人は、尾田先生もそうだけど、今までいるんですよね。それを意識しながらあえてやって、破綻しなかったらおもしろいなと。

引用元:ジャンプGIGA 2016 vol.2

冨樫先生のインタビューでキャラを極端に増やす試みと言っていましたが、ここまでやるのかという驚きがあります。

並の作者ならブレーキをかけそうなところで躊躇なくアクセルを踏んでいくぅ。

ネット上の感想を見ると「複雑過ぎる」「場面転換が多すぎる」と不評な意見もありますが、私はそこは楽しめています。懸念は「キャラを増やしても雑に処理することになるだけでは?」という点ですが、冨樫先生ならきっとなんとかしてくれると信じてます。

それでは前置きはこのへんにして、前回の続きということで、マフィアについて考察してきます。

各勢力の思想・目的

各階層をそれぞれの組が取り仕切り、ケツモチとして王子がいます。

マフィアはそれぞれ新大陸の利権を巡るライバルではありますが、シャ=アとシュウ=ウは対旅団については協調しそうです。

シャ=アとシュ=ウは「均衡(バランス)を維持する」という考えで旅団を排除するようですね。

逆にエイ=イは「均衡(バランス)を破壊する」という考えで積極的に殺人と王子殺しを行っていますが、旅団に対しては「コラボを楽しむ」という意味不明な供述をしています。

ざっくり思想で分けると下記のようになります。

  • 均衡を維持したい勢力:シャ=ア一家、シュ=ウ一家、ハンター協会
  • 均衡を壊したい勢力:エイ=イ一家、幻影旅団
  • 属さない:ヒソカ

維持派同士、破壊派同士で手を組むことは可能そうですが、維持派と破壊派が手を組むことは根本的にできないと思います。

また、シャ=ア一家とシュ=ウ一家は旅団とエイ=イ一家をぶつける狙いで、今の所は旅団 vs エイ=イ一家っぽい雰囲気ですが、冷静に考えれば別に旅団とエイ=イ一家に争う理由はないんですよね。生理的に合わなそうなので殺し合いになりそうですけど。

ヒソカを探す狙いは?

シャ=ア一家とシュ=ウ一家はヒソカを積極的に探しています。

彼らがヒソカを探す具体的な目的は不明ですが、会話の流れから「エイ=イ組とぶつけるための調整にヒソカを使う」というような目的でしょうか?

また、マフィアとヒソカの双方が合理的に動いた場合は、両者が手を組むこともありえます。マフィアは旅団を潰したいので、ヒソカの目的が旅団壊滅と知れば自然と協力体制が築けるはず。

ただヒソカがその申し出を受け入れるかは不明ですが……彼がいまどういう精神状態なのか、ちょっと想像がつかない。

マフィアの継承戦へのスタンスは?

エイ=イ一家組長のモレナが言った「王子を殺せばレベルが50上がります」は明らかに継承戦を意識しているのでしょう。

あの説明ではケツモチのツェリードニヒも殺害対象に入ってそうなんですが、流石にツェリードニヒは除外してるんでしょうか?モレナがキチガイなのでよくわからない。

「誰でもいいから王子を殺しまくって継承戦を引っ掻き回そう」という意図なのか、「ツェリードニヒというド悪人を国王にして、世界を壊していく」という意図なのか。

またシュウ=ウ一家とシャ=ア一家も第一層に反応したことから、継承戦を知っているのは確実でしょう。

自分のケツモチを勝たせるための「何か」を用意しているんでしょうか?若頭オウが隠している扉の奥と関係がありそうですね。

ただ、エイ=イ一家、シュウ=ウ一家とシャ=ア一家に共通する疑問として「ケツモチを勝たせる気があるなら念ぐらい教えとけ」っていうのがありますね。ツェリ、チョウライ、ルズールズって見事に念知らない王子揃い踏みですよ。

キャラ別考察

オウ

「そこから先は俺がやる…!」

「やはりこいつら早めに潰す」

うーん、マフィアごときじゃ無理だろとしか思えない。

陰獣くんのせいやな!!

陰獣とかツェズゲラとか「並のプロハンターより遥かに強く、強者としての自負を持つ」レベルでも蟻の師団長にすら勝てないんですよね。オウさんも同じぐらいの「格」に見えますね。

ただ旅団と手を組むふりをしながら、旅団メンバーが単独行動するように誘導してるのは、ちょっと上手いと思いましたね。倉庫番のローテーションに入れることで自然と単独行動させています。

この調子で旅団と正面から戦わずにエイ=イ一家やヒソカとぶつかるように「調整」に徹するなら、オウさんは意外と長生きできそうです。

モレナ

「この糞溜めみたいな世界を壊すために」「少しだけ頑張れる……」

ホイコーロ一族は本当にサイコの遺伝子が強いなぁ!! 頼む…!! 早く滅んでくれ…!!

「能力開花の補助+ドーピング」というシャウアプフと同じタイプの能力ですね。このタイプの能力は念能力者を更にドーピングできるのがクソ強いと思います。

蟻編でもパームがプフの能力開花によってキルアと戦えるレベルにまで強化されたことがありますが、恐らくモレナの能力も同じことができるのではないでしょうか。

モレナ自身がレベル45と書いてあるので「本人が修行で得た能力とは別に、オーラが増加して固有能力が貰える」ということででしょう。もしかすると自身の念能力+ギフトで2つの固有能力ということも可能なのでしょうか?

もしそうなら、例えば陰獣クラスの奴がレベル100になれば、旅団や十二支んに匹敵するレベルになる……ということもありえそうです。

ルイーニー

「一緒に世界をぶっ壊そうぜェェ~~~~~~~」

「軍と協会員の調査能力を把握しとく」「捕まらねーし捕まっても逃げるし」

憧れの幻影旅団と一緒にキャッキャしたいだけの人ですね。

犯行姿勢は強気ですが、プロハンターを甘く見すぎじゃねぇのかなぁ?ミザイは空間移動能力だと見当がついてそうだし、捕まえた後でむざむざ逃がすような真似をするでしょうか?

もっと言うとハンターサイドは「最悪、船が暴動で沈む」とまで事態を重く認識している以上、ルイーニーを捕まえたら生かしておく理由もないと思いますね。ミザイの性格的に即殺はしないでしょうけど……。

あっさり捕まった彼がそのまま能力対策されてフェードアウトする可能性も十分あると思います。というか、23人いるならそれぐらいサクサク処理してって欲しいです。

カシュー

「捜査側と接触することには成功した…次はもっと深く入り込む」

狙いは分かりませんが、彼女もやっぱりプロハンターを甘く見すぎじゃねぇのかなぁ?

いやプロハンターは継承戦の情報を入手できる立場なので、長期的な王子殺しを視野に入れるなら良い一手なんですけどね。

でも蟻編でノヴとモラウがプロハンター上位勢の株価をストップ高にしたので、カシューが腹芸や知略戦でミザイストムに勝てる絵が想像できないんですよ。

あと、ルイーニーやカシューは言動が念初心者っぽいのであまり期待できないんですよね……残り20人の中に猛者がいることを期待してます。

まとめ

まとめ……られねぇ。あれこれダラダラ考えただけや。

考えることが……多い!!

ハンターハンターは最高だぜ。

2018年10月12日HUNTER✕HUNTER